蟹のおいしい食べ方とは?

カニがおいしい時期っていつ頃?

カニは、スーパーに行けば一年中売っており、いつでも食べることができますね。
でも、カニって、季節によって味がずいぶんと異なる食材なのです。
どうせ食べるなら、おいしい時期のカニ、つまり、旬のものを食べたいですね。
カニの旬というと、一般的には冬とされていますが、実はカニの種類や場所によって異なるのです。

 

大人気のタラバガニ、北海道の網走やオホーツク海で獲れるものは、春から夏にかけてが旬。
身が詰まっていて、とてもおいしく食べることができます。
しかし、この海域で水揚げされる量は非常にわずかで、多くは、ロシアやカナダの輸入品です。

 

カニの王様のズワイガニ、山陰や北陸地方で獲れる松葉ガニ(ズワイガニ)は、11月〜3月頃が旬。
一方、オホーツク海で獲れるズワイガニは、4月〜5月が旬です。
旬の時期のズワイガニは、ミソがたっぷり入っていて、身もプリップリッ。
文句なくおいしいです!

 

ミソがおいしい毛ガニは、一年中どこかで水揚げされています。
オホーツク海で獲れるものは3月〜8月頃、噴火(内浦)湾の毛ガニは夏、岩手のものは12月〜3月頃が旬です。

 

花咲ガニは、北海道の根室沖でわずかしか獲れませんが、旬は5月〜9月頃。
とってもみずみずしく濃厚な味がします。

 

ガザミとも呼ばれるワタリガ二は、漁場が広く一年中水揚げされていますが、旬はまちまち。
関東、甲信越地方は8月〜10月、四国、九州地方は8月〜9月、日本海側は春から秋が旬。
特に腹に内子を持ったメスは12月〜4月、オスは6月〜11月がおいしいです。

 

近年は、輸入もののカニが多く売られていますが、絶品のカニを堪能したいなら、旬のカニを食べることをオススメします。

カニの食べ方の種類、おいしい食べ方って?

カニの食べ方の種類は、本当に数え切れないくらいいろいろあります。 カニを丸ごと茹でて姿一匹で頂くのもいいけれど、新鮮な活カニだったら、お刺身やさっと火を通してカニのしゃぶしゃぶもたまりません。 カニの香りをより楽しめる焼きガニも捨てがたいし、さっくさくのカニの天婦羅はクセになる美味しさです。 それに、カニから出る出汁の最後まで楽しめるカニ鍋は、寒い季節の定番でしょう。 カニの茶碗蒸しやカニのグラタンは、お子様にも大人気です。 もちろん、カニミソの存在を忘れてはいけません。 カニの身をほぐしてカニミソであえたら、それはもう贅沢な酒の肴に。 さらに、そのまま甲羅ごと汁気が飛んでちょっと固まるぐらいまで焦げないように弱火で焼いたら、また違ったカニミソの味が味わえます。 カニを美味しく頂く為には、まずはカニがまだ活きているかどうかをチェックしましょう。 箱に入れた状態でしたら、数日間は活きているはずです。 活きガニの場合は、せっかくですから面倒がらずにお刺身でどうぞ。 カニ本来の甘みを堪能できますよ。 ただし、新鮮なうちに食べるのが必須条件です。 既に茹でてあるカニの場合には、二度茹ではしないように注意しましょう。 茹でて冷凍された状態でしたら、お湯やレンジで温めたりしないで自然解凍させるのがコツです。 これは、水分が飛んで身がパサパサになったり、旨みが逃げて風味を損なってしまったりするのを防ぐ為です。 どちらにしても、カニが届いたらなるべく早く美味しく頂いて下さいね。

蟹のおいしい食べ方とは?

高級食材である蟹が手に入ったら、できるだけおいしく食べたいものです。 それでは、蟹のおいしい食べ方とは、どんなものがあるのでしょうか?いくつか紹介してみたいと思います。 まず、活カニが手に入った場合はどうしたらいいのでしょうか?せっかく生きたカニが手に入ったのですから、新鮮なうちに食べるのは当然のことです。 やはり、刺身として食べるのがお勧めですね。 調理の際のポイントとしては、 ・さばく時に身を傷つけないようにする。 ・身を取り出したら、10分ほど氷水に入れる。 ・氷水から出したら、水気をよく切る。 ・甲羅の部分は焼きガニにするとおいしい。 などがありますので、気をつけてみてください。 活カニを茹でる場合は、氷水に蟹を15分ほど浸けてから茹でます。 大きな鍋に水をたっぷりと張り、1リットルに対して20〜30gの塩を加えて、沸騰したら甲羅の方を下にして入れます。 茹で時間は、15〜25分ほどです。 ボイル蟹が手に入った場合には、解凍方法によって風味が変わる場合がありますので、注意して解凍しましょう。 自然解凍、もしくは、流水解凍が無難な解凍方法ですね。 ボイル蟹はそのまま食べても充分美味しいですが、カニしゃぶやカニすきなどにしてもとてもおいしいです。 どんなカニでも共通していることは、手に入ったら、すぐに調理にかかることです。 特に活カニは保存できません。 調理してからも、すぐに食べた方がおいしいです。 ただし、一度茹でた後であれば、冷凍庫で1週間程度の保存は可能なようです。 その場合には、十分に水気を切ってから冷凍しましょう。

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